2023年12月8日金曜日

神田「Fratello」で、味も当然最高なのだが、調理からフロアまでをワンオペで対応するシェフの働きぶりに、感動。お任せディナー


 今日は、今年6月、劇団四季の『ノートルダムの鐘』に招待してくれた後輩にお返しをしようと、京子さんと三人で、神田のFratelloへ。京子さんは、時折ランチで来ているが、私はコロナ前に来て以来。
 で、お任せのディナー。泡を飲みながら、前菜を待つ。まずは、いちごと生ハムのカプレーゼ。いちごの甘さと生ハムの塩味が、モツァレラチーズのミルク感を増幅。続く、ザクロ、九条ネギの二種のソースで食べる軽く皮目を焼いた金目鯛のカルパッチョに、泡が進む。ここで、白ワインを、注文。
 白子のソテーはクリーミー、そしてベースに敷かれたほうれん草が甘いのよ。生ウニは、フォカッチャをシャリに見立てて、寿司のように一口で。新しいわ〜。
 パスタは、ピリッと辛いトマトベースのセコガニのスパゲッティ、そして、ポルチーニ茸のリゾット。メリハリが効いていて、抜群の流れ。すでにワインは、二本目。
 メインの牛イチボのローストには、百合根、にんじんのソテー、豆の煮込みが添えて。塩味のシンプルなロースト、野菜の旨みも味わいを楽しみながら。
 デザートは、キャラメルのアイスとキャラメリゼされた洋梨、チョコレートケーキ。この一皿には、赤ワインを。締めに、グラッパを注文し、チーズの盛り合わせを少しだけ。
 うん、完璧。三人、ほどよく酔っ払い、店を後にしたのだが、このディナー、味も当然最高なのだが、調理からフロアまでをワンオペで対応するシェフの働きぶりに、感動。ほんと、いい店。ランチでも来ることにしよう。