10年以上ぶりに、神田小川町の担々麺 かつぎやへ。前の四川一貫の近くだけど、周辺の再開発で場所が変わっていた。この店の主は、青山の希須林出身で、かつぎやは担々麺の専門店としてオープン。以前は、カウンターだけで麺類しかなかったけど、移転後の店舗は、テーブルもあって、中華のおかずや飲み物類も提供しているとか。
さて、何にしようかと。温かい担々麺でも良かったのだが、せっかくなので、未食の冷やし担々麺の3辛を券売機で購入。カウンター席に着く。けっこう混み合っていたし、4杯までしか作らないようす。10分ほど待って、冷やし担々麺が登場。
五ノ井のようなたれが掛かっているのではなくて、丼に冷たいスープが注がれている。注文の時に、えびアレルギーについて聞かれたのだが、なるほど、スープからえびの香りが漂う。素揚げした桜えびとそのオイルが入っているもよう。
まず、一口。ごまが効いていてクリーミー、辛さはほどほど。しびれはほとんど感じられず、卓上の花椒を振りかける。うん、いい感じ。麺は、中太でほんの少しの縮れ。つるっもちっとした食感で、このスープに合っている。カリカリっとしたえびの食感と香りが、いいね。
チャーシューは、しっとり調理された鶏むね肉、他に、ひき肉、水菜、トマトのトッピング。ていねいな仕事ぶりだと思う。おいしく完食。
今度、飲みに来てみようかしら。期待できそう。