最近、日本酒ブームも手伝って、ビールを飲む量が格段に減った。The Everything Breaksのライブ前に寄った、にしんばでは、多分、生まれて初めて、最初から日本酒。長野で醸造された店限定、その名も下北沢を2杯ほど。〆さば、カキフライ、寒ブリの塩焼きをアテに楽しんだ。
にしんばは、学生時代から来ている居酒屋で、その名のとおり、昔は、北海道の料理が中心だった。いつの頃か、メニューの幅も広がり、今の店長になってからは、創作料理も増えた。もちろん、刺身や煮付けといった王道も美味しい。
壁には、ライブや演劇のポスター、チラシで、いかにも下北沢といった感じ。着々と進む再開発でも、にしんばの入るビルは、ぎりぎり対象地域外。
珉亭や鳥ちゃんといった下北沢らしい店が開発の波に飲み込まれるが(鳥ちゃんはすでにない)、親しんだ場所がなくなるのは、寂しい限り。そういった店の話をつまみに、にしんばに集うようになるんだろうな。