2023年4月23日日曜日

千歳烏山「東白庵かりべ」で、煮物に使われている出汁が、すっきりしていて、うまい。締めは、五日掛けて炊き上げたというにしんそば、香り高い田舎せいろ


 今日は、映画を見たり、エビ中に行ったりなのだが、その前に、千歳烏山で昼食。昨年、神楽坂から移転してきたという、そばの東白庵かりべを初訪問。予約のお客さんが多いようだったが、運よく待たずに入ることができた。
 まず、「八海山の米焼酎で作ったハイボール風」と、ぜんまい、ホワイトアスパラ、蛸と筍を注文。お通しは、そば豆腐。で、初っ端から、この店のレベルの高さを思い知る。煮物に使われている出汁が、すっきりしていて、うまい。ぜんまい、蛸と、それぞれの味もよく出ている。鯖の冷燻製も、薫香が軽やかで、焼酎に合う。
 このまま勢いが付きそうなところを、今日は自制して、締めに、にしんそばと田舎せいろを注文。そばは、かなりの細打ちだが、香りが強い。にしんそばの出汁が、またおいしいのよ。五日掛けて炊き上げたというにしんもふっくら。田舎は、しっかりと絞められていて、こしも強い。こちらのつゆが、きりっとしていて、これまた、うまし。
 けっこう値段はあるが、価値ある昼食だった。