五ノ井へ。店内の壁が、五ノ井さんの後輩、沖田修一監督の『おらおらひとりでいぐも』から、沖田監督最新作『子供はわかってあげない』に変わっていた。夫妻と共に「いい作品ですよね」などと少しだけ話しつつ食券を渡す。冷やし担々麺に、辣椒ハーフのいつものやつ。
すると、おもむろに冷蔵庫から取り出されたのは、青唐辛子を使った辣椒。青唐辛子の季節ということで作ったとのこと。そう言えば、昨日実家から柚子胡椒はどうすると電話があったばかり。時季ですね。
いつものように冷やし担々麺の全体を混ぜて、そこに黒酢と辣椒。青は、爽やか、かつ鮮烈な辛さ。赤とはまた違う。じわじわと辛さが来ている。まさに、いま。30分近く経っているのに、汗が流れ出す。うまい。