2019年12月18日水曜日

神田美土代町「四川一貫」で、台湾で修業を終えた先代が開店時に名物とした考案した、ひき肉とキャベツの辛いそば、担々麺


 初訪問の飲食店。席に着いたらメニューを見て、注文を決める。いま時はSNSなんかで話題のメニューを決め打ちする人もいるんだろうが、そうでない場合は、知っている名前の料理を注文したりもするはず。
 ここ四川一貫の場合、担々麺もそんな料理の一つなんだろうが、昨日いたお客さんは、登場した料理を見て、キョトンとしていた。思っていたのと違ったんだろう。確かに、ここの担々麺は、芝麻醤と花椒の効いた例のやつではない。醤油系のスープに、細麺、そして、ひき肉とキャベツのぴり辛あんかけが掛かっているのである。台湾で修業を終えた先代が店を店を開く時の名物として考案したもの。四川一貫と言えば、これと麻婆豆腐、そして涼拌麺という常連さんは少なくないかと。