2012年6月7日木曜日

うちのは美味いよ~、カニが良いから


 四川一貫に通い始めて、10年以上。今年なんか年間200回は行きそうな勢いで通っているが、実は食べていないメニューが、いくつかある。
 その1つ、天津麺を、本日、意を決してというほど大袈裟ではないが、注文。店内が、どよめいたのは、本当のこと。
 そして、親父さんが、「うちのは美味いよ~、カニが良いから」と一言。言われなくても、分かっていますよ、ここの美味さは。しかし、親父さんの太鼓判が押されたとあれば、期待はMAX。
 供された天津麺の美しいこと。澄んだスープに浮かぶ、カニ玉。
 まずは、スープを一口。他の麺類よりも脂が少なめですっきりした味わい。カニ玉を崩し、口へと運ぶ。カニの風味はもとより、干し椎茸がアクセント。この干し椎茸、スープと絡むことで、さらに全体をパワーアップさせるから、凄い。固めに茹でられた麺も、また良し。
 まさにバランスの取れた一杯。親父さん曰く「病み付きになる」。うん、確かに、そう思う。
 まだまだ、極めるには至っていないと痛感。通い続ける決意を新たにした、大袈裟だが、そんな気分。