2024年4月12日金曜日

千歳烏山「わが家」で、『52ヘルツのクジラたち』の主人公曰く、「鶏の唐揚げを想像していたので、ふわふわの衣をまとったとり天にちょっと驚く」とり天


 町田そのこ著『52ヘルツのクジラたち』は、大分県の海沿いの町が舞台。山育ちの私だが、案外に馴染みのある辺りがモチーフになっているようで、登場するスーパーマーケットは、あそこだろうなと。
 で、物語で主人公が知人と一緒に食堂に行く場面があって、そこで勧められるのが、とり天。主人公曰く「鶏の唐揚げを想像していたので、ふわふわの衣をまとったとり天にちょっと驚く」。
 ということで、夕食は、とり天。鶏肉は、胸とももの両方を使って、塩、こしょう、薄口醤油、生姜汁をもみ込み、1時間ほど置き、食べる直前に天ぷら粉をつけて、揚げる。これを自家製ポン酢、からし、柚子胡椒で食べる。ふんわりと柔らかい胸、しっかりした味わいのもも、うまし。
 そして、切り落とした胸肉と菜の花のごま油和え。酒が、進むわ。