2018年2月12日月曜日

十三「一花寿司」で、東京ではなかなか食べられないであろう絶品鯖すし


 土曜夜に来た一花寿司。帰り際に「また寄ります」と店を出たのだが、さっそく有言実行、今回は、昼に再訪である。
 今日は、開店直後だったこともあったのか、先客ゼロ(その後、常連と思われるお客さんがやってきた)。
 一昨日と同様、生ビールを注文。こはだ酢とさざえのつぼ焼きでスタート。こはだ酢は、ちょっと甘めの土佐酢。この店、酢の物でも素材で、酢を代えている。当たり前のようだが、なかなかできることではないかと。大ぶりのサザエは火の通し方が絶妙で、柔らかい。汁も飲めてしまうほど、醤油の加減も抜群。
 続いて、鰹の刺身をわさびでいただき、寿司に突入。後から入ってきたお客さんが、鯖すしと茶碗蒸しでビールを楽しんでいるのが、どうしても気になるので、まず、鯖すし。どうよ、このルックス。そして、味も間違いなし。こういうの東京でなかなか食べられないのよね。
 穴子、鯛、ひらめ、うに、葉わさびの漬物や山芋を巻いた名物つんつん巻を食べて、〆に、茶碗蒸し。この茶碗蒸しが、またぜいたくで、海老、鶏肉、しいたけ、銀杏、百合根と具だくさん。ふんわりとした茶碗蒸しは出汁が多めで、〆にぴったり。
 いいわ、この店。店構えとか何気ないんだけど、ほんと、お勧めしたい。ただし、最初にのれんをくぐるときには、ちょっと勇気が必要かと。