カレー激戦区、大阪について、ネット検索したところ、あまりにも素晴らしいルックスのカツカレーを発見。大阪福島や下北沢の般°若の開店に携わったという店主が営む渡邊咖哩である。
これは、行っとかなければと、北新地へ。開店20分ほど前に到着したら、すでに先客。開店までには、10人ほどが並んでいたし、その後も行列が絶えないようだった。
開店前にメニューを凝視。土日限定プレミアムとんかつカリーなる文字を発見。とりあえず、これは、食べておこう。もう1皿は、店名を冠した元祖渡邊カリーに決めて、ライスは小盛りで辛さは辛口をお願いした。着席しカレーと、カレーのために開発されたクラフトビール、カレー・ラバー・エールを注文し、しばし待つ。
まずビール登場。ダークで苦みの効いた味わいも、すっきりしている。確かにビールに合いそう。
そして、プレミアムとんかつカリーがテーブルに運ばれてきた。これです、これ。鯛の出汁と鶏の出汁をベースにしたサラサラのルーと、ひよこ豆と羊のキーマの合いがけに、通常150グラムのとんかつよりも、さらに肉厚のかつが乗っかったボリューム満点の一皿。
まずルーを一口。あっさりしている。大辛だけど、そんなでもないかな? 黄色いライスと合わせて、口に運ぶ。しっかりとした出汁の旨味とスパイスの香りが広がる。こりゃ、うまいな。そして、ルーだけよりも辛さが来る。キーマは、どうだ? 粗挽きにされた羊の主張が良い。ここで、とんかつ。うっすらとピンクに光る肉は、その見た目を裏切らない味。これらを混ぜながら、食べ進む。途中でレモンをかけたり、ほうれん草のペーストを加えて、味の変化も楽しめる。
そして、渡邊カリー、チキンカリーと羊のキーマの合いがけだが、羊のキーマをポパイキーマに変更。ベースは、とんかつカレーと同じかな。鶏肉は柔らかく煮込まれていて、ほろっと口の中でほどける。ポパイキーマもいい感じ。こっちも混ぜながらね。
まだ、3店しか行っていないが、その3店の味からも、大阪カレーのレベルの高さは分かるな~。次回、何かで寄った際にも、カレーの店は発掘していきたい。