2019年8月7日水曜日

飯田橋「こうや」で、こしょうを振りかけると豚骨の味が際立つ、表面に脂の膜が張った熱々スープの中華そば


 神保町での仕事を終えて、いざ新宿LOFTへ。なのだが、BILLIE IDLE®2DAYSのスタートは19:30。まだまだ時間があるので、歩いて飯田橋に向かい、中華そば高はしののれんをくぐるの巻。
 18時過ぎ、カウンター9席に、4人の先客。Lカウンターの角に座るよう店主に促され着席し、中華そばを注文。店内に流れるカントリー・ウエスタン、ここに来ると、いつも店主が好きなんだろうなと思うし、「ハンク・ウィリアムス好きなんですか」と声を掛けたいとも思うのだが、そんなの絶対に寄せ付けないような雰囲気で黙々とラーメンを作る店主の姿が、神々しような。
 麺を茹でる間もチャーシューを仕込んでいたりして、茹で加減は大丈夫かと思ったりもするが、大丈夫なんだよね。時間を計らずとも、きっちりと仕上げてくる。
 表面に脂の膜が張った熱々のスープは、最初塩気が強く感じるが、中細の麺をすすれば、麺の粉感との相性のよさに気づくはず。大ぶりの豚バラのチャーシュー、太めのメンマ、たっぷりの青ねぎ、そしてのり。シンプルだけど、バランスが抜群。途中で、こしょうを少々。すると、何ということでしょう、豚骨の味が際立ってくるのである。こりゃ、うまいわ。次回は、皿雲呑にビールからの、中華そばって感じかな。ボリュームがあるので、一人じゃ無理だけど。