午前中から新宿で買い物。さて、昼飯は、と言うことで(?)、恵比寿に移動。ちょろりにでも行くかと思いつつも、少し裏道を散策。良さげなフレンチもあったのだが、その隣に、行ってみたかった中華料理、Masa's Kitchenを発見。
4種類の前菜からスタートするミニランチコースを注文。白アスパラガスの豆腐、チャーシュー、煮卵、干し豆腐と干しえびの和え物だと。どれも、きちんと調理しているが、素材の味が生かしきっている。八角の効いたチャーシューがいいね。
鴨の燻製の春巻き。鴨の間に甜麺醤とネギが入っていて、北京ダックのようでもあるが、燻された香りと肉汁が口の中に、じゅわっと広がる。花椒塩をつけると、また印象が、がらっと変わる。これ、好き。うっすい春巻きの皮が、食感のアクセントになっている。
湯引きしたレタスは、オイスターソースとともに。って、これ、凄い美味いよ。シャキシャキのレタスを口にした途端、海の香りがぐーっと広がる。ソースが、塩っぱくも甘過ぎもせずに、良いバランス。食べ進むうちに、レタスの水分がソースを、よりさっぱりとさせていく。
主菜は、エビの甘酢ソース。花巻が添えられている。本気で酸っぱいソースは、どストライク。エビの天ぷらは、あっつあつで、さっくさく。衣も美味い。
まだまだ続く。汁なし坦々麺と小籠包。お腹いっぱいでも、いける量が、うれしい。坦々麺は、芝麻醤が使われておらず、フレッシュな白ごまが爽やか。黒酢もがちっと効いていて、大人味。小籠包は、食べてびっくりのスープ感。初めての味。美味しい。
杏仁豆腐とお茶でフィニッシュ。濃厚で、どちらかと言えば、もっちりとした杏仁豆腐は、もちろん注文していた白ワインと心中しそうなくらいベストマッチ。お茶も、食事を締めるに相応しい軽さ。
まだまだ知らない店、たくさんあるね。探究心に火が着いた。