2022年5月23日月曜日

下北沢「茄子おやじ」で、変わらない雰囲気、静かに流れる時間の中、玉ねぎの甘さを感じつつも次第にスパイスの香りと辛さ、これぞシモキタな野菜カレー


 下北沢THREEへライブを観に来たのだが、開演まで時間があるし、ぶらぶらしつつ夕食でも。まー、何というか、下北沢が落ち着かない街になっているのは、歳のせいもあるのだろうけど、以前は銭湯だった場所が古着の買い取りセンターになっていたり、ドンキの灯りがまぶしかったり、井の頭線のガード下は、MIYASHITA PARKみたいだったりと、変わりゆく街並みに寂しさも覚える。
 上京した30数年前から存在する珉亭、にしんば、陣太鼓は、その店構えだけでも安心できるのよね。
 で、今日の夕食は、1990年開業、一度は閉店したものの、お店のファンが復活させたカレーの茄子おやじ。路地を一本入った場所で静かに営業中。雰囲気も変わらず、静かな時間が流れていて、いい。注文したのは、野菜カレー、ご飯は少なめで。ドロッとしたルーは、最初玉ねぎの甘さを感じるのだが、食べ進むうちに、じんわりとした辛さがやってきて、体が温かくなるほど。茄子、ブロッコリー、トマトは、それぞれの食感と香りが楽しめるし、フライドオニオンのアクセントも効いてる。
 以前来たのは、5年くらい前かな~。でも、これぞシモキタのカレーって味だね。下北沢に来る機会は少なくないし、また来よう。