2016年6月2日木曜日

伝統の味


 今日は程よい暑さで気持ちが良い。こんな日に四川一貫で何を食べるか、歩きつつ考える。靖国通りを渡る横断歩道では、麻婆坦々麺だったのでが、到着して扉を開ければ、「冷やし」と注文していた。お、今日は、冷やしのお客さんが多いよう。
 待つことしばし、四川一貫の冷やしそば、涼拌麺が到着。見た目からして素敵。美しい。こういう盛り付けの冷やし中華の元祖は、神保町の揚子江菜館だが、四川一貫の先代は、そこの出身。伝統の味は、場所を変えても、ていねいに受け継がれている。こっちに来る常連さんも多いんだよね。
 甘酢ベースのタレは、決して今風ではないが、具と混ぜ合わせると、不思議と甘さが抑えられていく。バランスなんだよね。好みで、辛しを付けたり、酢を足したり、そして、ここならではは、自家製辣油をちょい足し。唐辛子をすくい取って入れるのが、お薦め。ただし、真剣に辛いので、ご注意を。