2017年5月28日日曜日

粉匠焼き


 大阪、阪急線・野田阪神駅からほど近い、新橋筋商店街。この一角に地獄谷と呼ばれる飲食店がひしめく路地がある。その入口(?)付近にある、お好み焼きの粉匠に、エイっと初めて入ってみる。
 キムチ、いか下足の塩焼きをアテにビールからハイボール。壁のメニューを見ながら、この店のスタンダードだというシンプル焼きと、店の名前が付いた粉匠を注文。
 シンプル焼きは、豚肉、いか、キャベツ、ねぎ、もやし、大葉のお好み焼きで、店主が切ってくれる。と言うのも、最初の4分の1は、塩で。次の4分の1は醤油とマヨネーズ、残りの2分の1は、ソースで食べるのだとか。その流儀に従い、まずは塩。お、いいね。この部分の具は、いかだけか。大葉がふわっと香る。


 続いて醤油マヨ。普段、マヨは付けないのだが、ちょこっとのマヨが醤油に酸味とコクをプラス。悪くない。おっと、ここもいかだけ。最後は、ソース。すっきりとしていて、飽きずに食べられる。ここに来て、豚登場。カリッとした豚肉に、ソースが合う。そういう趣向ね。

 続いて、粉匠焼き。シンプル焼きと同じ具材を使った焼きそばを、溶き卵とあわせて、オムレツ風にしたもの。卵で包んだオムソバとは違って、とろっと半熟。あっさりしたソースとプリッとした食感の麺もの相性もいい。
 以上を2人でシェアしたのだが、小ぶりに見えて、意外と腹にたまる。ということで、フィニッシュ。次回は、ねぎたっぷりやチーズ入りを頼んでみようかな。いい店を発見した。