悶絶する

　四川一貫の親父さんが「特別に、いっそう辛くしたよ」という麻婆豆腐。「辛くて美味しいよ」と伝えると、おもむろにレンゲを若女将に所望。何も言わずに、私の皿から豆腐を一つ。口に入れるや否や、「おーーーーー」と悶絶。作った本人がむせているのだが、何せ、親父さん、辛い物が苦手という周知の事実。大変そうだったよ。