四川一貫がある神田美土代町界隈には、大手企業がけっこうあって、そこで働く人たちが、親父さんの味を求めて、昼夜やってくる。
1人客は少なくて、2~3人、多いときには6人ほどのグループもいるのだが、会話のネタの多くは、仕事の話。本日も、某大手飲料メーカーの管理者と思われる3人が、人事やら工場誘致の話やらを大きな声でやっていた。えー、そうなんだと思いながら、企業情報は、こういうところからも漏れるのだろうと。
だから、食事中の同僚同士の仕事の話は、禁物なのである。なんて、考えながら、麻婆坦々麺を、この寒さを吹き飛ばすほどの汗をかきながら食べた次第。