新宿で飲んで帰ろうと、京子さんと二人、西口をうろうろ。古そうな雑居ビルに「夜来香(イエライシャン)」のネオンを見つけ、入ってみようということに。狭い入口からエレベーターに乗り、三階へ。ドアを開けると、喫茶店のような店内。居ぬきかな?
二人ですと告げて、テーブル席に案内され、メニューを眺め、まずは台湾ビールと、日本豆苗炒め、牛すね肉の冷菜を注文。厨房、フロアそれぞれ一人でやっており、ちょっと時間が掛かりそうな予感。ま、急いでいるわけでもないし、ビールをちびちびやりながら待つ。
で、豆苗が運ばれてきた。にんにくの効いたあっさり塩味。少し時間を置いて、牛すね肉。薄くスライスされた肉は、しっとりとしつつ、しっかりとした味わい。
続いて、台湾風焼きもちを注文するも、品切れとのこと。ではと、角煮入り炒飯を。ぱっと見、濃そうだが、意外とあっさり。ミックスベジタブルが入っているのが、おもしろい。
そして、最後は、あずきあんの入った揚げもち。食感こそもちだけど、味はさつまいもの天ぷらみたい。悪くない。
西口で中華って、あまり行かないので、選択肢が増えてよかった。「行けば分かるさ」だね。