いろいろありまして、今日は、浦和にて所用。区役所に行ったりと、初体験な出来事がね。社会問題が垣間見えて面白い。
さて、昼食は、浦和駅近くで行列ができる人気店、鶏そば一瑳。店頭で製麺している風景を見ることができる。平日でも昼前に満席。並んでいたら、後から人が押し寄せていた。
そして、店内の券売機で基本だという、あっさり鶏そばを注文。麺の茹で時間は1分ということで、座ってすぐに供された。おっ、見た目がきれい。炙った鶏肉チャーシューと青、白のネギ、細切りのメンマの間から澄んだスープと細麺が見える。
まずはスープ。前面に来るのは鶏の香り。しかもほんのりと。岩手のあべ鶏の部位をいろいろと使っているらしい。魚介の存在も感じるが、これはスープではなく、かえしの方だという。最近の傾向からすれば、あっさり鶏そばに関しては薄味かと。良いね。
細い麺は、こしがあって最後までだれない。粉の味もしっかり。好みだね。
トッピングは、それぞれの持ち味を出しつつも、麺とスープの邪魔をしない。炙り鶏肉チャーシューも香ばしい蒸し鶏といった趣。特に、好きなのはメンマ。細いので麺と共に食べた時の食感が素晴らしい。
薬味として添えられる柚子胡椒、卓上の揚げ葱、一味を少しづつ加えて味の変化を楽しむのも良い。私は魚粉を使わないが、それも用意されているので、好きな方は試してみて。
白湯のこってりやつけ麺もあって、どれも人気のようだったけど、私は、これで決まりだね。
店を出ると製麺していた店主と思しき男性と目が合い、どちらからともなく会釈。主張し過ぎない優しい店だと思った。