2023年2月16日木曜日

池袋「美松」で、たっぷりの白子、大根、にんじん、小松菜、出汁で使ったであろう昆布の千切りが入った白子汁に、ピーマンの天ぷらがアクセント、いわしの煮付け


 映画を見るため、珍しく池袋へ。上映時間まで少し時間があったので、早目の夕食を取ろうと、久しぶり(調べたら7年ぶり)に、西口の美松へ。以前来たときは、旧店舗で、こちらは、「離れ」として後に開店。旧店舗を閉じ、いまは、こちらでの営業だけらしい。コロナの影響もあったのかしら?
 店内は、カウンター9席。壁の黒板メニューを眺めて、フライにしようか、煮ものかなと考えているところに、目に入った「白子汁といわし煮付け」。白子汁! 今日は、これだな。ご飯を、白米、玄米、雑穀米から選べる。以前来た時に、ご飯小をお願いしたのだが、ここは、おかずのボリュームがあって、かなり満腹になったので、80円引きのミニを注文。これで、2020円。まぁ値は張るかと。
 が、食べ始めると、この値段の妥当性というか、何ならお得感さえも感じられるから、すごい。白子汁には、たっぷりの白子、大根、にんじん、小松菜、出汁で使ったであろう昆布の千切り。これと、ふっくら炊きあがったご飯だけでも十分なほど。いわしは二尾付け、あさっりと仕上げられている。これを、添えられたピーマンの天ぷらをちょいと煮汁に浸し一緒に食べるのだが、新しいわ。ご飯に合う。ほかに、菜花の辛子和え、糠漬け。これも、ぬかりのない、ていねいな仕事が施されていて、いうことなし。
 定食は、10種類ほど。おにぎりをおかずを組み合わせたり、単品でお願いして、酒も楽しめるみたい。なかなか池袋には来ないが、この店を目当てだけに来るのも、ありだね。