何となくカレーが食べたいなと思い、そして暑いので並んでいないだろうと捕らぬ狸の皮算用で、神保町のキッチン南海に向かうと、旧店舗閉業時並みの行列が…。これは、いかん。
で、今日はカレーは止めておこうと、職場のある方に戻りつつ、神田錦町更科の前を通ると、四人の行列。これは許容範囲だと並んだところ、「お一人様、お先に」と促され店内へ。あれ、何を食べようかと品書きを眺める。
そうそう、この店、夏は温かいそばは提供しないのだったと思いだし、それではと、小海老天おろしを、大葉切りの二色、そば少なめで注文。しばし待つ。
そして、そばが運ばれてきた。ぶっかけにして食べてもいいのだが、蕎麦猪口につゆを注いで、食べる。少し甘めのつゆに、かなり細打ちの麺。まずは、大葉きりから。さわやかな香りがいいね。続いて、油揚げにわさびをちょいと付けて、小海老はつゆにくぐらせて、食べ進む。のりや貝割れとそばを和えて、これも猪口のつゆに付けて。全部食べ終えたところで、猪口につゆを少し注ぎ入れて、蕎麦湯を注ぐ。ここに、残しておいたねぎ、そして七味と粉山椒。うん、うまし。