2013年4月9日火曜日

渡仏してきました


 2人して代休。美味しいものが食べたくなったので、フランス・リヨンに行って来た体で、神楽坂へ。めざすは、在日フランス人に評判だという、ルグドゥノム・ブション・リヨネ。12時過ぎの入店で、ほぼ満席。客層は、フランス人かは定かではないが、半数以上が外国人。話している内容がまったく分からず、外国旅行気分。パリパリにのり付けされたテーブルクロスとナプキンが気分を高める。2980円のコースを注文。グラスワインが1杯着く。


 前菜は、私がリヨン風サラダ。彼女が、ツブ貝とあさりのブレゼ。
 リヨン風サラダは、4種類のレタスの上に、豚の耳が練り込まれたポテト、ベーコン、卵が添えられる。少し酸っぱいソースで、見た目以上にあっさり。
 ツブ貝の方は、貝の出汁が凄く効いている。真ん中の白いムースと、貝、コリアンダーのソースを混ぜながら食べる。しっとり、すっきり。


 メインは、私が、子羊の煮込み。彼女が、リヨン風クネル。羊は、これまたあっさりだけど、羊本来の香りがぐっと来る。羊好きには、たまらない。添えられたクスクスも良いね。そして、野菜が美味い。カブと小玉ねぎ、最高!
 一方のクネルは、真鯛のすり身を固めたもの。いわば、フランス風のはんぺん。これを、ザリガニのソースとともに。クネルの味が薄い分、ソースはしっかりしたクリームソース。エビのクリームパスタをイメージすると近いかも。バターライスが付いてくるんだけど、このバターライスとソースを一緒に口に入れると、驚愕の味。美味過ぎる。これだけでランチが成立しそう。


 デザートは、ババ(サバラン)と、フルーツのサラダ仕立て。
 実は、このババが食べたかったのよ。ラム酒をたっぷりかけて食べるババは、髙橋浩司に食べさせたいが、100%死ぬやつ。いつも酒を飲めない彼を見ても、何とも思わないが、本日ばかりは、かわいそうと同情する。それほど、美味い。
 フルーツは、最後に口の中を、きっちりリセットさせてくれるし、こっちも良いね。
 ランチだと言うのに、ナイフやフォークも、取り替えてくれるなど、サービスも及第点。ディナーは、コースの他に、アラカルトも充実しているらしいので、次回は夜に来てみたい。