2011年12月24日土曜日

完璧なルックスのカレーうどん。

 

 ホームページの更新ができなくなったので、作ったものや食べたものを、第3のblogを開設し掲載しようと思い立つ。 

 さて、その記念すべき第1回は、滋賀県彦根市にある、うどん屋"松吉"。ひこにゃん目当ての観光客は、二の足を踏みそうな佇まい。暖簾をくぐり引き戸を開けると、中は、10人ほど座れるコの字型のカウンター。メニューは、ざるうどん、そば。釜揚げうどん、熱盛そば。店の名を冠したしっぽく風の松吉うどん、そば。そして、カレーうどん。
 この日は小雪舞う寒さゆえ、彼女と2人して、カレーうどんを注文。座った席からは、店主夫妻による厨房での作業が良く見える。麺は注文が入ってから茹で上げ、出汁は、小鍋で1杯1杯仕上げている。提供まで、10分ほど。
 見よ、このルックス。西日本カレーうどんの正統派ではないか。肉は牛肉、そして青ネギ。刻んだアゲもうれしい。出汁が良く効いたカレーは、結構重めで、うどんに十分絡む。辛味は控えめだ。うどんは、細めで博多に近いが、あれほど柔らかくはない。さぬきのような力強いコシもないが、この出汁には、この麺が合っている。出汁を吸ったアゲがまた絶妙。
まさか近江牛ではないと思うが、牛肉入って720円。納得できる味である。